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ボーイスカウト運動のはじまり

1日本ジャンボリー

ボーイスカウトは、健やかな子どもを育成する世界的な運動です。この運動は、1907年イギリスのブラウンシー島で行われた小さなキャンプからスタートしました。かねてから少年たちの教育に大きな関心を持ち、このキャンプを主宰したイギリスの退役将軍ロバート・ベーデン・パウエル卿は、インドや南アフリカでの体験をもとにさまざまな野外教育を通じて、少年たちが男らしさを身につけ、将来社会に役立つ人間に成長することを願い、20人の子どもたちとともに実験キャンプを行いました。このキャンプの体験をもとに、翌年「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著し、少年たちの旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームなどの中で発揮させ、「遊び」を通して少年たちに自立心や、協調性、リーダーシップを身につけさせようとしました。これがボーイスカウト運動の始まりです。

(ボーイスカウト日本連盟ホームページより抜粋)

ボーイスカウト日本連盟ホームページはこちら


ボーイスカウトの活動の概要

2000・50周年全員

ボーイスカウト活動に参加する子供達を「スカウト」と呼びます。「スカウト」とは、「先駆者」のことで、ボーイスカウトとは「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」という意味を持っています。

ボーイスカウトの活動は、子どもたちの年齢にあった育成を行うために各年齢層に応じ5つの部門により構成されています。

普段の活動は各隊ごとに行われ、定期的に他の隊(他の年代)のスカウトと一緒に活動をしたり、全隊が集まり団として行われる行事もあります。活動の内容は様々ですが、夏のキャンプ(カブ隊以下の年代は舎営と呼ばれる宿舎を利用した合宿プログラム)を中心に、ハイキング・キャンプファイヤーなどのアウトドア活動や、料理大会やスポーツ大会などのレジャープログラムなど、1年を通じて活動を行います。また、ボーイスカウト目黒1団では団の拠点を「祐天寺」に置いており、「祐天寺」の支援を受けて組織運営を行っています。そのため、お寺に関連する仏教行事や、地域社会への奉仕プログラムなど、幅広い活動の機会を提供しています。

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ビーバー隊からローバー隊までの各隊の紹介や、具体的な活動内容についてのページを、現在準備中です。

ボーイスカウト活動の特徴

小グループ活動(班制教育)

ボーイスカウトの活動は、隊の中で「班」や「組」といった小グループを単位に行われます。「班・組」は各年代のスカウトが数名ずつ集まり、それぞれの年に沿った役割を持ち、子供たち自身の手で運営されるチームです。年長者がリーダーシップをとり、年下のスカウトは先輩に様々な知識や経験を教わりながら、自分の役割をこなしていきます。ハイキングでは班や組同士で競争をしたり、キャンプではその技術をチームで競う合います。違った年代の集まるチームの中で、自分の役割を果たす。そうした活動が子供たちの社会性や、コミュニケーションの能力を育みます。

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多彩なプログラム設定と進歩制度(バッジシステム)

ボーイスカウトの活動には、どの隊にも「進歩制度」というものがあります。活動を通じて習得した知識や技術を、指導者が評価し表彰を行います。例えばボーイ隊の活動でハイキングをします。スカウトたちはその日に向けて、地図の読み方やコンパスの使いかたを勉強します。携行しやすいお弁当の作り方、場合によっては保存食の作り方、もちろん体力づくりにも励みます。そうした努力の成果を試す場所が、隊で行うハイキングです。実際のハイキングを通じ、スカウトが一定のレベルに達していると指導者が評価した際には「ハイキング章」を受賞できます。スカウトにとって「ハイキング章」は、「自分はハイキングのエキスパートである」ことの証であり、その好奇心と向上心を後押しします。こうした進歩制度と多彩なプログラムが、あらゆる分野で提供されているのがボーイスカウト活動です。隊や団の中で収まらないスケールの大きなプログラムや、高度な専門スキルを必要とするチャレンジに対しては、より広い組織単位である「地区」や「県連盟」といった単位でスカウトたちをサポートします。隊、団、地区、県、そして日本連盟といった、各組織ごとに豊富なアダルト・リソーシスが子供たちの活動を支えている点も、ボーイスカウト活動の特徴の一つです。

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ボーイスカウト目黒1団の特徴

発足65年を迎えた伝統ある団

発団当時の写真

目黒1団発団当初の写真

ボーイスカウト目黒1団の発足は、1950年1月。2015年には65周年を迎えました。発団の当初から、地域の方々や多くの協力者の方々のおかげで、たくさんの子供たちが集まり、地域の「マンモス団」として活動を継続してきました。伝統的にキャンプなどの野外活動に力を入れており、1団の野外活動には代々受け継がれたこだわりや特徴が今も根付いています。また、隊や団を超えて行われる地区行事、全国行事、国際大会にも積極的に参加してきており、これまで数え切れないほどのスカウトたちが世界中で様々なボーイスカウト活動を行ってきました。

また、目黒1団の活動や運営には、現場の指導者やスタッフのみならず、「祐天寺」や目黒1団で活動したOB・OGのサポートも欠かせません。スカウトの活動を支える体制が強固であることや、様々な分野で活躍するOB・OGが大勢いることも、ボーイスカウト目黒1団の強みの一つです。

目黒1団の歴史については、こちら

女子スカウトの加入や、国際活動。新しい時代に合ったボーイスカウトへ

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1996オランダ世界ジャンボリー小野寺3

平成7年、それまで男の子しか参加できなかった日本のボーイスカウト活動に、女の子も参加することができるようになりました。プログラム内容の調整や、女性スタッフの確保など、目黒1団ではそれ以前より女子スカウト受け入れの準備を進め体制を整えてきました。女子スカウトの加入が可能になったその年から、目黒1団へは次々と女の子が活動に参加してくれるようになり、現在では半数近くのスカウトが女子スカウトです。

国際活動にも力を入れています。ボーイスカウト運動は、世界162の国と地域、約3,600万人が加盟する世界最大の青少年運動です。日本のみならず海外でも、毎年様々な大会やプログラムが実施されています。特に4年に1回開かれる「世界ジャンボリー」は、ボーイスカウト運動の中核世代となる10代半ばのスカウトたちが世界中から一堂に集まる大イベント。ボーイスカウト目黒1団では、発団当時から世界ジャンボリーを始め、様々な国際活動に、毎年多くのスカウトを派遣してきました。ボーイスカウトの特徴の一つである国際活動。ボーイスカウト目黒1団は、ボーイスカウトを通じて国際交流・国際活動に参加してみたい子供たちを団をあげて応援しています。

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